一つ前の「ゆっくり動く」の続き。
家族やパートナーが家で仕事してると、
自分が居たらお邪魔かな...
と考えちゃうという人に。
お互いの存在感を、
視覚的に少し薄めてみるのも一案です。
部屋の壁色と同色・同系色の服を選んでみるとか。
白い壁紙のお家が多いと思うのですが、
それなら互いに、
白シャツとか白のカーディガンとかを着ちゃう。
パステル系の淡い色の服でも爽やか。
壁色が濃いお部屋なら、
その逆、濃い色の服。
部屋の大きな面積を占める色に、服色も合わせると、
視覚的なセオリーで考えれば、
お互いの存在を少し薄められるのかなと思います。
でも、ですよ。。。
私は、この映像が好きなのですが
↓
家で仕事するっていうことは、
家での営みを享受しながら、
仕事するっていうことなんです。
家が会社化する必要なんて、
ないと思うのです。
もし、家の中にワークスペースが設けられる場合は、
思い切りその空間だけは、
仕事がしやすい環境を作りあげるのがベスト。
でも、そんなスペースがなくて、
家族が寛ぐリビングで仕事するしかないのなら、
家の営みがあることを前提に、
どう調和させていくかを話し合い、許し合い、
調整し合うことが大事ですよね。
リモートワークは、
何年も前から緩やかに広がっていたけれど、
新型コロナウィルスが機となり、
数日・数週間のスピード感で、
家に入り込んできました。
これは一時的なことではなく、
未来の働き方のスタイルになると思います。
だから、
気を使うけどちょっと我慢、
という選択よりも、
これからも
“家の仕事をする人”と
“家で仕事をする人”が
どんなバランスで共存するかを、
家族で話し合う選択をする方が
良いのかなと思っています。
その話し合いの中で、
部屋を区切る
時間を区切る
互いのスケジュールを共有し合う、などの
物理的な解決方法だけではなくて、
「ゆっくり動く」「壁色・服色」などの
内省的・感覚的な視点のアイデアも、
役に立つかもしれません。
*
次回は、家族やパートナーがリモートワークとなる時、
もし部屋を少しDIYできるなら編の
アイデアをお伝えしようと思います。
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